よくクラッチペダルからキコキコ音がするという相談を受けることがあります。
大抵の方はまずペダルの付け根やスプリングにグリスをスプレーするのですが、半分以上はこれでは止まりません。
これで諦めてしまったり、中には整備工場でクラッチ内部の音だからオーバーホールが必要と言われたという方もいます。内部の音であることも無い事は無いのですが、ほとんどは違います。
大抵の方はまずペダルの付け根やスプリングにグリスをスプレーするのですが、半分以上はこれでは止まりません。
これで諦めてしまったり、中には整備工場でクラッチ内部の音だからオーバーホールが必要と言われたという方もいます。内部の音であることも無い事は無いのですが、ほとんどは違います。
キコキコ音はクラッチマスター周辺からの異音であることが多いです。
グリスを注す手順はこちらです。
グリスを注す手順はこちらです。
まずは、ボンネットを開けエンジンルームからの作業になります。
クラッチマスターブラケットの蓋を開け、クラッチマスターが見えるようにします。
クラッチマスターのゴムカバーをプライヤーなどで摘まんで外します。
内部のロッドとピストンの当たり面にスプレーでグリスを塗ります。
グリスの種類にご注意ください。室内のスプリングに塗るのは何でもいいのですが、ここに塗るのはゴムに対して攻撃性の低いものである必要があります。シリコングリスなどが良いでしょう。
できれば二人で作業して、一人がペダルを連続して踏んでいる間にもう一人が吹き付けるといいです。
音が消えたらゴムカバーと蓋を戻して完了です。